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「立川談幸師匠が語るグリム童話」漁師とおかみさん
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落語とグリム童話はすごく似ている、と思ったことはありませんか?
どんどん極端な話が展開していって、「ああああ、こんなことになっちゃったよ」という結末に、思いがけない「オチ」がつくところ。
この「漁師とおかみさん」の話は、おかみさんの果てしない欲望に、夫の漁師がふりまわされ、ひきずられ、へとへとになる物語です。それでも漁師は、美しく魅力的なおかみさんに底なしに惹かれたために、手に入れたもののすべてを失ってしまうのです。
実は最後は、驚きのどんでん返しがあって、さて読者はどうお感じになるのか、たいへん興味深いことなのです。
「まったく、どこの女もおなじだね」とため息をついたのは、この物語の語り手の立川談幸さん。
立川談幸さんは、立川談志さんのただ一人の内弟子なので談志さんの破天荒な生き方の目撃者であるから、このおかみさんの破天荒ぶりにも「しょうがないねぇ」と小粋に受け止めます。
「この落語は、すごくいい。落語家がすごくうまい、落語とグリム童話のコラボレーションがいい。こういう世界は初めてだよ」とは、30分を一気に聞いてしまったシステムエンジニアの友人。「この女は腹黒だねえ、マックロクロの悪さだよ」ですって。
「すごぉく、わかる、このおかみさん」とは女子学生。「私がどんなことをしても、好きでいてくれる人を探すのよ」だそうです。
「おかみさん、いいーい女だよねえ」とは某企業の社長さん。
海外の本や映画や絵画には、ファム・ファタールがよくテーマになっていて、男にとっての運命の女、男を破滅させる魔性の女が出てきます。ヒッチコックの「めまい」にも男をとろかすようなセクシーな女が出てきて、主人公をきりきりまいさせるのですが、この物語の女も「魔性の女」です。
この物語は、つまりは人間の欲望のおかしさがテーマです。落語もグリム童話も、この欲望がもたらす破天荒な話の展開がすごく面白い!
そして悲しみ。人生はなかなか思うようにいかないものですね。
衝撃のラスト。「落語とグリム童話がコラボレーション」の魅力です。
なぜ落語なのか? 人間性の復活の物語を、古典落語を極めた立川談幸さんの語りで、味わっていただけたらと思ったからです。
日本に伝来する「オノマトペ」、すなわち擬音や擬声語の美しさや表現力を、 鍛え上げた談幸さんの語りを楽しんで頂けたら幸いです。
タイトル:落語でグリム童話「漁師とおかみさん」
仕様:全24ページ・各ページに朗読がついた絵本
各ページをタップすると次のページに行き、朗読が始まります。
特記:財団法人KDDI財団助成事業
制作:NPO法人電子メディアと知識の箱デジコム
文と絵:あらいちあき(新井千晶)
朗読:立川談幸
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