ディスレクシアは、学習障害のひとつのタイプとされ、特異的に文字の読み書きに困難があり、そのことによって学業不振が現れたり、二次的な学校不適応などが生じる疾患です。おもな原因は音韻処理障害であり、文字とその読みとの対応が自動化しにくいことです。そのため音読に著しい労力と時間がかかり疲れてしまいます。その結果、本を読まなくなり、知識や語彙不足になり学業不振となるのです。
ディスレクシア音読指導アプリ 単音直音統合版
What is it about?
ディスレクシアは、学習障害のひとつのタイプとされ、特異的に文字の読み書きに困難があり、そのことによって学業不振が現れたり、二次的な学校不適応などが生じる疾患です。おもな原因は音韻処理障害であり、文字とその読みとの対応が自動化しにくいことです。そのため音読に著しい労力と時間がかかり疲れてしまいます。その結果、本を読まなくなり、知識や語彙不足になり学業不振となるのです。
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ディスレクシアは、学習障害のひとつのタイプとされ、特異的に文字の読み書きに困難があり、そのことによって学業不振が現れたり、二次的な学校不適応などが生じる疾患です。おもな原因は音韻処理障害であり、文字とその読みとの対応が自動化しにくいことです。そのため音読に著しい労力と時間がかかり疲れてしまいます。その結果、本を読まなくなり、知識や語彙不足になり学業不振となるのです。
鳥取大学 小枝研究室で行われたディスレクシアに対する診断と治療に関するコホート研究の成果として、T式ひらがな音読支援(二段階式の音読指導、RTIによる早期発見と早期指導)が開発されました。
二段階音読指導は、第一段階として文字とその読みとの対応困難を緩和する解読指導と第二段階として行う語彙を充実させる語彙指導から構成されています。
RTI(Response to instruction)による早期発見と早期指導は、小学校1年生を対象に行うもので、6月、11月、2月に音読の評価を行い、基準値に達しない児童に対して解読指導を行うというものです。これで改善しない児童に対しては語彙指導を行います。
この単音指導アプリは、解読指導のために開発されました。指導者や保護者の方がお子さんと一緒に「ひらがな」と「カタカナ」の発音と文字の関連付けを練習できるようにデザインされています。また、練習結果の履歴を見ることで練習の成果を定量的に把握する事が可能になっています。
難易度は「直音版」「単音版」の順になっていますので、まずは難易度の低いほうから練習し徐々に難易度を上げていく事をお勧めします。またひらがながほぼスムーズに読めるようになってから、カタカナにお進みください。
一日1回、5分間の音読指導アプリです。一日1回しか練習できませんが、上達した文字は次第に現れなくなり、やがて終了します。終了したらリセットして練習を繰り返してください。おおよそ21回連続して練習していただくと手ごたえを感じることができると思います。
初めてお使いになる方は、国立成育医療研究センターのホームページで、こころの診療部児童・思春期メンタルヘルス診療科から「ディスレクシアとは」にアクセスして、ディスレクシアやT式ひらがな音読支援の意図や狙いについての基礎知識を得た上で利用を開始してください。
本プログラムにより、基本的なひらがなの音読がスムーズになることを期待しています。どうぞ、頑張って続けてください。
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