Regulative Music Training R

音楽を利用したメンタルヘルストレーニングアプリケーションです。
調整的音楽療法の技法を使って心身のバランスを整えるスキルの習得を目指します。
4段階のレベルをステップアップすることで無理なくトレーニングできます。
10～20分の音楽を聴きながらリラックスした状態でトレーニングを行いましょう。

基本的な方法は次のとおりです。

1.身体をリラックスさせてください。
椅子に座ってもよいですし、床に座ってもかまいません。目はできるなら軽く閉じるとよいでしょう。

2.音楽を聴いているあいだ、「音楽」「身体」「気分・感情・考え」の3つの領域に意識を向けてください。意識はひとつにとどまることなく、振り子のように動かし続けてください。例えば「音楽」に意識を向けたら、次には「身体」という具合です。順番や意識を向けてる時間に決まりはありません。大切なのはひとつの領域とらわれることなく、3つの領域に意識を切り替えながら、あるがままに受け容れて、受け流すことです。

3.音楽が終わったら、ゆっくりと目を開けて、深呼吸や伸びをしましょう。

4.できるなら最後に、3つの領域に向けた意識がどのようなものだったかを思い返してみましょう。
「音楽」はどのようでしたか？
「身体」はどのような感じでしたか？
どんな気分や考え、感情が浮かびましたか？

トレーニングごとに記録して変化をみてみるのもよいかもしれません。

調整的音楽療法は、こうしたトレーニングを通して、ものごとを客観的に観察する「あるがまま」の態度と、不快な感情にとらわれることなく、受け容れ受け流すスキルの習得を目指します。これは「マインドフルネス」という考え方と共通すると言ってよいでしょう。

またこのアプリケーションは皆さまのメンタルヘルスに資する研究を行うことも目的としています。
調査・研究のため、初回および各レベルごとに質問をさせていただきますので、回答へご協力くださいますようお願いいたします。
（個人が特定できる情報は収集いたしません。）