サブスク見える化

▼家計の穴 サブスク費を見直そう

サブスクは付き合い方を誤ると、気づかないうちに財布からお金が出ていきます。存在や支払額を忘れがちで、クレジットカードや自動引き落としだと痛みを感じにくいからです。ひとつひとつは小さくても、ちりも積もれば大きな額になります。

まずは、抜け漏れなくすべてのサブスクを一覧化しましょう。

「サブスク」は広い概念です。「毎月（または毎年）定額でかかるもの」はすべて対象に含めて構いません。例えば、次のような項目を登録してみましょう。
・音楽・動画配信、電子書籍・漫画、ゲーム
・家賃、生命保険料、通信費
・クレジットカード年会費
・新聞代、NHK受信料、定期代、習い事

定期的な見直しが大切です。新しい何かを入れたら、何かを抜く。満足度と費用対効果を指標に、優先度の低いものから手放しましょう。あなた自身がサブスクにどれほど満足しているかも大事です。満足度も可視化して管理しましょう。

また、解約の意思を示すと値引きが提示されることも少なくありません。ときどき解約手続きを試し、「もうすぐ更新」を確認して、次の更新日までに継続か解約かを判断する習慣をつけましょう。

資産収入でサブスク費を賄えるかを考えるのも有益です。例えば、税引き後の収益率4%なら「年額 ÷ 0.04」で必要な投資額の目安が分かります。アプリのレポートでシミュレーションしてみてください。

あなたにとって最適なサブスクだけが残り、暮らしが軽くなりますように。