Dynamic diagram activity analyzer(以後DDAA)は、人々の学びなど様々な活動を撮影し「記録動画」と「ダイアグラム(図式)」を通して観察し考察するためのアプリです。
DDAA
What is it about?
Dynamic diagram activity analyzer(以後DDAA)は、人々の学びなど様々な活動を撮影し「記録動画」と「ダイアグラム(図式)」を通して観察し考察するためのアプリです。
App Store Description
Dynamic diagram activity analyzer(以後DDAA)は、人々の学びなど様々な活動を撮影し「記録動画」と「ダイアグラム(図式)」を通して観察し考察するためのアプリです。
「ビデオカメラで撮影した動画データ(MPEG4)」や「iPadで撮影した動画データ」をDDAAに読み込んで詳細に観察し、質的に分析することができます。はじめにDDAAに読み込んだ動画データ全体から、いくつかの興味深い活動場面を「クリップ機能」で切り出してサムネイルで表示させていきます。さらにその活動が展開するポイントとなる場面を「キャプチャー機能」で分割し、サムネイルで表示させ場面の流れを捉えていきます。
観察は「記録した動画」「テキストによる記述」「動きのあるダイアグラム表示」をもとに展開していきます。ダイアグラムは活動の中で、特に「人との関係性」や「対象との関係性」の変化に着目しながら表示していきます。ダイアグラムの動きによって「行為・動作・感情・事象・概念」などの変化の過程を捉え、幾何形態のモデルで抽象的に表現することで観察を深めていきます。ダイアグラムは「位置・動き・大きさ・色の変化・透明度等」で表したり「付箋へのテキスト入力(注釈)」を加えていくことができます。
さらにキャプチャー機能で分割した場面の流れについて、より詳しく分析していくことが可能です。分析は活動の事象をもとに、いくつかの「要素項目(例えば、発話・行為・感情・視点・距離・解釈等々)」を抽出して設定し、場面の流れに従って項目ごとにテキスト記述をおこないます。それらの手順(プロトコル)を追いながら「表」にまとめていくことができます。表上には「ポイント表示(4色)」「リンク表示(4色)」「付箋によるテキスト入力」でも関係性を記述していくことができます。それにより要素項目の関係変化をより深く捉えることで、より詳細に「活動の仕組みと意味」を分析していくことが可能になります。
また分割した場面を単位として「構造図」で表していくことも可能です。構造図は「小サムネイル」によって配置させ、関係のある場面ごとにグループ化させることもできます。小サムネイルは、切り出した場面のサムネイルを、構造図にドラックアンドドロップで表示させることができます。また構造図上には「付箋によるテキスト入力」や「手書き(4色)」が可能で、場面の流れを超えた関係で捉え、活動全体の意味を考察していくことができます。
これらの観察データは、iTunesを経由してMacに保存することも可能です。特にこのアプリの使用は、画面サイズを考慮してiPad Proを推奨します。またこのアプリは、表現とコミュニケーションを主体とする「ワークショップ」の理論と実践のために研究開発をすすめてきた、ファシリテータを支援するためのツール(ATROF:Analysis Tool Roles of Facilitator)を発展させたアプリです。
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