しゃべり描きアプリ 2025

「しゃべり描きアプリ」の2025年日本国際博覧会（大阪・関西万博）バージョンです。
博覧会開催中に無料でご利用いただけます。

【特徴】
●話した言葉を指でなぞった軌跡に表示します。
筆談よりも早く文字が書けます。画面の好きな場所に、自由自在に直感的に文字を配置できます。

●15言語の翻訳機能で、外国の方と楽しくコミュニケーションできます。
翻訳した言葉をもう一度日本語に翻訳しなおす「折り返し翻訳」で、正しく伝わっているか確認しながらお話しできます。

●お絵描きや写真としゃべり描き文字を組み合わせると、通常の音声認識アプリや翻訳アプリよりも分かりやすく伝えることができます。
外国の方へ、地図を描いて説明するのも簡単です。

●万博公式キャラクターのミャクミャク
ミャクミャクのスタンプや、万博イメージのフレーム画像を使って、楽しい万博の思い出を写真に残すことができます。

【ダウンロード・使用期間】
・大阪・関西万博の開催期間中にダウンロードできます。（2025.10.13まで）
・アプリは、万博終了まで無料で使用できます。（2025.10.13まで）

【アンケート特典】
アプリ内からアンケートにお答えいただくと、使用期間が6か月延長されます。（2026.4.13まで）

【ベースとなったしゃべり描きアプリは、様々な賞を受賞しました。】
・CEATEC Award 2016「部門グランプリ」
・IAUD国際デザイン賞 2016「銀賞」
・グッドデザイン賞2017「ベスト100」
・キッズデザイン賞2017「TEPIA特別賞」
・UX Design Awards 2019「nominated」（ドイツ）
・GERMAN DESIGN AWARD 2021「WINNER」（ドイツ）
・グッドデザイン賞2021
・IAUD国際デザイン賞 2021「大賞」
・キッズデザイン賞2022

【開発の裏話】
●開発のきっかけは？
聴覚障がいの学生がインターンシップで、三菱電機（株）統合デザイン研究所に来たことです。
インストラクターは手話や指文字ができなかったため、デザインの指導をする際に自分の考えていることを上手に伝えることができませんでした。
その後、統合デザイン研究所の自主研究プロジェクトの枠組みを使って、有志で集まったデザイナーが「しゃべり描きアプリ」を開発しました。

●指先に文字を表示しようと思ったのは、なぜ？
聴覚障がいの方に対して分かりやすく説明しようとして、用意した資料を指さして熱心に伝えても実は理解できていないということを知りました。
それは、指さしている資料と話している唇の動きの両方を見ることができないからです。（耳の不自由な方は唇の動きを読んでいます）
そこで、指先に話している言葉を文字にして表示しようと考えました。
それなら、聴覚障がいの方も、指先を見ているだけで話している内容も理解できます。

●どんな方法で、指先に文字を表示したらよいのだろうか？
指先に文字を表示する方法はいろいろ考えられますが、その中でも一番直感的なやり方が「指でなぞった軌跡に文字を表示する」方法でした。
まるで、ペンで文字をつづるような感覚で書けるため、新しい操作方法でも人になじむ作法でした。

●しゃべり描きアプリの誕生！
魔法使いのように指先から文字が浮かび上がるしゃべり描きユーザーインターフェースに、お絵描き、画像の貼付け、翻訳などの機能を組み合わせることで多彩なコミュニケーションが行えるツールとなりました。
ぜひ、しゃべり描きアプリをダウンロードして、自分の指先から文字が浮かび上がる体験をしてみてください。
しゃべり描きアプリは、様々な方との心が通じるコミュニケーションのお手伝いをさせていただきます。
（開発者より）

※本アプリは、三菱電機株式会社が博覧会協会に協賛した「しゃべり描きアプリ」を一部カスタマイズし、一般ユーザーの方にも無料でご利用いただけるようにしたアプリです。

※本アプリのサービス提供は、大阪・関西万博の会期終了の2025年10月13日をもって終了いたします。
アプリからアンケートに回答した方は、使用期間を6か月延長し2026年4月13日までご利用いただけます。