【金沢城惣構跡沿いを巡る街歩きコース】
金澤まち歩き
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【金沢城惣構跡沿いを巡る街歩きコース】
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【金沢城惣構跡沿いを巡る街歩きコース】
戦災や大きな自然災害にあっていない百万石の城下町金沢には、江戸時代の町割りが今も色濃く残されています。中でも、江戸初期に城下を防御する目的で築かれた惣構は、街の骨格をなし、現在もその面影を色濃く残しています。
この「惣構」とは、城を中心とした城下町を囲い込んだ堀や、堀の城側に土を盛り上げて造った土居などで、慶長4年(1599年)に造られた「内惣構」と慶長15年(1610年)に造られた「外惣構」があり、堀や土居の遺構復元を街の各所で見ることができます。惣構の土居跡はわずかに残っていますが、堀跡は用水や宅地裏の排水路、道路下の暗渠として利用され、また惣構沿いに造られた惣構の管理道は、その大半が市道として残されています。
「金澤まちあるき」では、この惣構跡沿いを巡るコースを紹介しています。コースの途中には、惣構升形遺構復元をはじめとする惣構復元箇所だけでなく、長町武家屋敷跡界隈や近江町市場、主計町茶屋街・ひがし茶屋街付近、金沢城公園、兼六園にも立ち寄るコース設定となっています。
【上空映像と古地図を重ねた地点紹介】
城下町金澤とはいえ、今ではビルなどの建物が視界を遮り、街の中から城郭を見ることができなくなってしまいました。そこで、「金澤まちあるき」では、長町武家屋敷跡界隈地点、惣構升形遺構復元地点、浅野川大橋地点の3箇所で、ドローンを用い上空から撮影した360度映像を見ることができ、その映像に古地図(寛文七年金澤図1667)を重ね合わせて見ることもできるため、お城を中心とした江戸時代の町割りが今も残されている様子を感じることができます。
昔は通りの先に見えていた城郭の景色に思いを馳せながら、まちあるきを楽しんでみてはいかがでしょうか。
【金沢城百間堀のイメージ】
金沢城公園と兼六園を結ぶ石川橋は、金沢城外堀の中で最も幅の広い百間堀跡を見下ろすことができます。現在はお堀通りとして市内の幹線道路となっていますが、かつて堀として水が満々とあったころの様子をイメージで見ることができます。
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