ARを使った平和アートイベントアプリがアーティスト塚田守と松本大学とのコラボレーションで実現。世界中のどこからでも,アプリを起動すると広島原爆生存者の絵に囲まれ,スマホを空に向けると原爆破裂の瞬間の空をシミュレートした塚田守の作品が展開します。それぞれの絵をタップすると松本大学学生によるナレーションが、原爆開発因果関係の世界政治とその犠牲(広島・長崎)の歴史ビデオの背景では学生と教員の合唱による「イマジン(曲/ジョン・レノン)」が流れます。松本大学学生有志が戦争の歴史から自分たちの未来を見据えた平和へのメッセージビデオもあります。
PeaceArtEventbyARcollaboration
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ARを使った平和アートイベントアプリがアーティスト塚田守と松本大学とのコラボレーションで実現。世界中のどこからでも,アプリを起動すると広島原爆生存者の絵に囲まれ,スマホを空に向けると原爆破裂の瞬間の空をシミュレートした塚田守の作品が展開します。それぞれの絵をタップすると松本大学学生によるナレーションが、原爆開発因果関係の世界政治とその犠牲(広島・長崎)の歴史ビデオの背景では学生と教員の合唱による「イマジン(曲/ジョン・レノン)」が流れます。松本大学学生有志が戦争の歴史から自分たちの未来を見据えた平和へのメッセージビデオもあります。
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ARを使った平和アートイベントアプリがアーティスト塚田守と松本大学とのコラボレーションで実現。世界中のどこからでも,アプリを起動すると広島原爆生存者の絵に囲まれ,スマホを空に向けると原爆破裂の瞬間の空をシミュレートした塚田守の作品が展開します。それぞれの絵をタップすると松本大学学生によるナレーションが、原爆開発因果関係の世界政治とその犠牲(広島・長崎)の歴史ビデオの背景では学生と教員の合唱による「イマジン(曲/ジョン・レノン)」が流れます。松本大学学生有志が戦争の歴史から自分たちの未来を見据えた平和へのメッセージビデオもあります。
当イベントは、塚田守のプロジェクト"the exhausted sky"(ウラン核分裂発見の地・ベルリンー原爆初実験の地・アメリカトリニティーサイトー原爆犠牲の地・広島、それぞれの地で空を写真撮影し作品化)を発展させたものである。塚田のプロジェクトは、人間社会における力と恐怖と犠牲の因果関係を、原爆の力と感情を操作する政治とその犠牲により示唆するものである。そこでは地上があらゆる国家によって分割されるのと対照的に、空は全ての生物が共有する光と空気と水に満ちた空間であると捉える。その目的は、地上での出来事を相対化することであり、力の操作と恐怖への抵抗であり、犠牲からの自由であり、空に象徴される地球規模的な仮想コモンズ(共有空間)の可能性を想像することである。それが、世界平和を祈念する現実の一端になると考える。
当イベントは、松本大学学長菅谷昭氏(松本前市長)の平和非核活動の一端として、塚田と横内芳美/映像ディレクターが企画し、松本大学観光ホスピタリティー学科教授尻無浜博幸氏、准教授向井健氏の協力のもと行われた。イベントには「松本大学平和に関する勉強会」の10名の有志たちが積極的に関わり,さらには、ビデオ制作には松本大学放送部、「イマジン」合唱には同アカペラ部が多大な貢献をしてくれた。また、当アプリの開発に際しては大阪大学大学院博士後期課程の濱健太氏の繊細で有能なプログラミングが必要不可欠であった。
平和アートイベントに相応しく、松本大学の学長、教員、学生がそれぞれの立場からの協力のもとに本企画が実現できたこと、この場を使って心から感謝申し上げたい。また幾多の僕の無謀なアイデアにつきあってくれた横内氏には、それに相応しい感謝の言葉もない程である。
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