TimeSlicer

TimeSlicer（タイムスライサー）は、映像を「縦に薄く切り取って」連続的に重ねるスリットスキャン表現を、スマホだけでリアルタイムに楽しめるカメラアプリです。被写体が動くほど、世界が流れや模様へと変化し、日常の景色や人物、光の軌跡が「時間のアート」に生まれ変わります。

特長
• リアルタイム・スリットスキャン: ライブプレビューで仕上がりを確認しながら撮影。
• 直感的な操作: 履歴（History）量を調整して、エフェクトの「のび」を即座にコントロール。
• 64bit高速処理: GPUベースの描画で滑らかなプレビューと録画。
• ワンタップ録画: REC/STOPのシンプルUI。最大60秒の録画を想定したカウントダウン表示に対応。
• 前後カメラ切替: ワンタップで自撮り/背面を切り替え。
• 保存はそのまま: エフェクト済みの動画をフォトライブラリに保存。
• ミニマルなHUD: 履歴量を小さく表示し、撮影のリズムを崩さない設計。

使い方（かんたん3ステップ）
1. アプリを開くとライブプレビューが表示されます。
2. 設定（右下のアイコン）から履歴（History）を調整して効果の強さを決めます。被写体を動かしたり、カメラをパンすると独特の模様が生まれます。
3. RECをタップして撮影。終了すると自動でフォトライブラリに保存されます。

こんなシーンに
• ダンス・ファッション・ランウェイの動きの軌跡を可視化
• 風景や夜景の光の流れを抽象化
• 日常の小さな動作をグラフィック的映像へ変換
• ミュージックビデオやSNSショートのアクセント映像づくりに

アプリ内課金（IAP）
• ウォーターマーク解除（買い切り・非消費型）
購入すると、出力動画のウォーターマークがオフになります。購入済みは「復元」から他の端末でも引き継ぎ可能です。

設計とプライバシー
• 映像処理は端末内で完結。録画した動画はユーザーのフォトライブラリに保存されます。
• アカウント登録は不要。ネットワーク接続は、ヘルプの参照やアプリ内課金の通信など必要な場合のみ行います。

ヒント
• 履歴（History）を増やすと「流れ」が長く、減らすとキレのある表現に。
• 連続的な動き（歩く・回る・布を振る・光を振る）ほど、模様が豊かになります。
• カメラを一定速度で動かすと、背景がストライプ状に。固定して被写体だけを動かすと人物中心の変形が際立ちます。



あなたの時間を、あなたの手でデザインする。
TimeSlicer で、動きの「余韻」まで撮ろう。


TimeSlicer はアーティストの岩井俊雄さんの作品「マシュマロスコープ」からインスピレーションを得て、2008年にメディアインスタレーションとして制作した秀作をもとに、iOS で遊べるよう移植し最適化したアプリケーションです。